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2011年05月18日

東京都の土壌放射性セシウムの濃度、一部茨城を超す【1`あたり3千ベクレル超】


東京都の土壌放射性セシウムの濃度、一部茨城を超えている【1`あたり3千ベクレル超】

東京都の土壌で放射性セシウムの濃度が1`あたり3千ベクレルを超え、東京電力福島第一原発により近い茨城県より高い地点があることが近畿大の山崎秀夫教授(環境解析学)の調査でわかった。

濃度は高い場所でも福島市の9分の1ほどだが、茨城県や埼玉県の一部の2〜3倍。放射能による土壌汚染は、原発からのl距離が同じでもばらつきが大きいことが指摘されてきた。

東北3県と関東6県は、農林水産省の指導で水田や畑のセシウム濃度を調べているが、都は事故後の土壌調査をしていない。

山崎教授らは、4月10〜20日に採取した東京都の4地点を含む首都圏の土壌試料を分析した。東京都江東区亀戸で1`あたり3201ベクレル、千代田区の二重橋横で同1904ベクレルだった。

原発から約55`の福島市南部(同市光が丘)の土壌は3月19日時点で同2万7650ベクレル。都内より福島に近い茨城県神栖市は同455ベクレル、ほぼ同距離の埼玉県朝霞市は484ベクレルだった。放射性ヨウ素も同様の傾向だった。

単位面積あたりに換算して農水省などの調査とそろえると、都内の土壌の放射性セシウム濃度は稲作禁止の制限値の20分の1以下だが、1960年代の大気圏内核実験で年間に降った量の3〜10倍あった。

山崎教授は「放射性物質を多く含んだ雲のようなもの(プルーム)が飛来した地点では、局地的に土壌の放射能が高濃度になる。首都圏でも細かい状況調査が必要だ」と話す。京都市である国際分析化学会議の緊急シンポジウムで24日は発表する。

2011年5月15日 朝日新聞 朝刊5面
http://prayforjp.exblog.jp/13594347
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首都圏土壌セシウム濃度.jpg



単位がbq/kgじゃなくbq/m2(平方メートル)で単位が違うので注意。
bq/kg→bq/m2換算は65を乗じればいい。

http://fpaj.jp/news/archives/3035
Bq/kgという単位になっている文科省のモニタリングを、 Bq/m2に換算する係数を安全委員会に聞いたら、65を乗じればいいとのこと。サンプリングの方法はどっちの単位でも同じなので問題ないと。

亀戸は3200 * 65 = 208,000 bg/m2。
これをチェルノブイリの基準に合わせると、5.7Ci/km2
※1Ci(キュリー)=37000MBq(MBqは百万ベクレル)
<チェルノブイリ>
第一区分(強制移住エリア):15Ci以上/km2
第二区分(補償つき任意移住エリア):5-15Ci/km2
第三区分(放射線管理エリア):1-5Ci/km2


亀戸は放射能汚染第2区分です。
東京終了のお知らせでした。


東京じゃあ子供が、運動場で遊んだりしてますよね。
もっと、騒ぐべきことじゃいのか。

周りの人間はみんな悠長に構えてますけど、まんまと、マスゴミに嵌められてるよね。。。


ようやくWSPEEDI予測値一部を公表 東京もチェルノブイリ第三区分と同等汚染

静岡県「荒茶」の検査に静岡県が反発。「荒茶は加工段階でセシウム5倍濃縮」⇒売れなくなっちゃう


訂正5/22
文科省のモニタリングは5cm掘るので65かけますが、この調査は1cmと浅いので13をかけるのが正しいそうです。よって亀戸は41600Bq/m2です。
計算法は、1m2の体積=1cm*1m*1m=10000cm3 密度は1.3で計算するので、10000cm3=13000g=13kg 故に1Bq/kg=13Bq/m2となります。文科省は1m2の体積が50000cm3で65kgになります。

ndegehuta さんにご指摘いただきました。ありがとうございます。


【東北地方太平洋沖地震の最新記事】
posted by ポプリン at 15:40 | Comment(3) | 東北地方太平洋沖地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
文科省のモニタリングは5cm掘るので65かけますが、この調査は1cmと浅いので13をかけるのが正しいです。亀戸は41600Bq/m2です。
計算法は、1m2の体積=1cm*1m*1m=10000cm3 密度は1.3で計算するので、10000cm3=13000g=13kg 故に1Bq/kg=13Bq/m2となります。文科省は1m2の体積が50000cm3で65kgになります。
日刊ゲンダイにも載ってましたね。
http://gendai.net/articles/view/syakai/130519
Posted by ndegehuta at 2011年05月22日 01:50
山崎教授とほぼ同じサンプリング方法で千葉県柏市、松戸市、流山市の測定を行っていますが。約20地点の平均値は7000〜8000Bq/kgです。東京で測定された最高値の倍以上です。すでにご指摘があるように、土壌のサンプリング方法は統一されるべきだと思います。土の性質によって比重も変わりますし、セシウムの場合ほとんどが地表から1cm内に留まると考えられますが土の密度によっては5cm位まで分布する可能性もありますので、サンプリングは以下のようにすべきと思います。まず、一定面積をなるべく正確に採取できるような道具が必要だと思います。例えば20cm四方、深さ方向10cm程度の薄く堅い金属のフレームを用意し、それを土壌に突き刺して金槌等で打ち付けます。フレームには予め深さ方向5cm程度の印を付けておき、土に挿入したままの状態でフレーム内の土を採取します。重要なのが採取した土の全量の重量を測定しておきます。採取した土はビニールシートの上などで十分に攪拌混合します。均一になった土の一部を測定用に秤量採取してゲルマニウム半導体検出器で測定を行います。測定結果はBq/kgで出ますので、その値に採取した土の総量に換算すれば、採取した面積当たりの総放射性セシウム量が算出できます。後は1u当たりに換算すれば正確な値が得られるはずです。サンプリングで文科省の5cmとか山崎先生の1cm採取方法だけでは当然値は異なりますし1u当たりへの換算も精度が出にくいと思います。
Posted by 丘のイルカ at 2011年06月01日 11:10
丘のイルカへ

本当に解りにくいので、土壌のサンプリング方法は統一して欲しいですね。

まあ、文科省は国民の為に、わかりやすくなんて考えたことないでしょうが
┏(_ _|||)┓ガックリ
Posted by 管理人 at 2011年06月01日 19:18
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