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2011年06月03日

IAEA調査は茶番 IAEAトップは元外務省のキャリア官僚


IAEA調査は茶番 IAEAトップは元外務省のキャリア官僚

IAEA報告案 組織の「限界」が露呈した

 東京電力福島第1原発事故の原因解明に向け来日している国際原子力機関(IAEA)の調査団が1日、日本政府に報告書の素案を提出した。
 調査団は20〜24日にウィーンで開かれる閣僚級会合で調査結果を詳細に報告する。

 素案では、日本が津波の危険性を過小評価していたと強調、原子力安全の規制当局が独立性を保つことなどが必要だとしている。
 目新しさはなく、従来指摘されてきたことの繰り返しとなったが、ここまでは妥当である。
 政府も東電も真摯(しんし)に受け止め、今後の対策に生かしていかねばならない。とりわけ原子力安全・保安院の経済産業省からの分離独立と原子力安全委員会の見直しは急務である。

 しかし、看過できないのは、日本政府の対応に関するくだりである。「避難地域の対応を含めて、組織化されている」と賛辞を贈っているのだ。

 日本政府は、どこに指揮官がいるか分からないような後手後手の事故対応を行い、避難指示や情報提供をめぐって迷走した。
 日本の情報提供不足に不満を示し、情報の質と量の改善を求めていたのはIAEAだったはずである。
 こうした日本政府の対応ぶりを、高く評価するとはどういうことか。
 菅直人首相は国会で、情報混乱の不手際を認め、「痛切に反省し、おわびしたい」と謝罪している。にもかかわらずIAEAからの「お墨付き」だ。首相は赤面するほかなかろう。
 同時に、IAEA自体の信頼性にも大きな疑問符が付きかねない。

 IAEAは、核の軍事利用が拡散しないよう監視する「核の番人」が本来の役目である。国際的な査察活動で知られている。
 ところが、原発事故を独自に調査監督したり、指示命令したりする法的権限は持っていない。
 天野之弥事務局長は、福島原発事故後に開かれた緊急理事会で「原発の安全に対する責任は各国が負う。われわれは『原子力安全の番人』ではない」と語っているのだ。
 これは天野氏の個人的見解ではない。IAEAの一貫した姿勢である。
 今回の来日調査も、日本政府や東電からの聞き取りが主だった。故に日本政府への大甘な評価が出てきても驚くに値しない。IAEAという組織の限界を露呈したにすぎない。

 忘れてならないのは、IAEAのもう一つの大きな役割が「原子力の平和利用の推進」であるという点だ。
 言ってみれば、IAEAも世界における「原子力ムラ」の住人である。評価をうのみにはできまい。

新潟日報2011年6月2日
http://www.niigata-nippo.co.jp/editorial/

そうです!忘れてはいけません!
IAEAはただの「原子力推進派」なのである

原発が無くなっちゃ困るんです!
お仕事無くなっちゃうし、旨みは逃したくありません!

だから結局、今回のIAEAの査察も、単なる予定調和で無意味なんです。
今回の来日調査も、日本政府や東電からの聞き取りが主だった。』って
こんな調査、意味ありますか?

「核の番人」の振りしてますけど、ただのフリだったんです!
事故が起こったら『われわれは「原子力安全の番人」ではない』

とか言って平気で逃げちゃう奴のことが信用できますか?

そして☆さらに

IAEA事務局長は、天野之弥東大出身⇒外務省出身
天野之弥IAEA事務局長.jpg http://mainichi.jp/photo/graph/20090326/25.html
そうですズブズブです(こっち見んな!)

で、この天野之弥氏
どんな感じかというと

福島第一原子力発電所事故後の2011年3月24日、事故で原発保有国が「脱原発」への路線変更の兆しに対し、

「原発が安定したクリーンなエネルギーだという事実は変わらない」(`・ω・´)ゝ キリッ
http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY201103250108.html
と原発が無くならないように慌てて発言し、頑張っちゃったり

さらに

IAEAは公平じゃなくて、強いものの見方です(`・ω・´)ゝ キリッ
国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長が昨年の就任直前、「重要な決定で常に米国側に立つ」との考えを示し、米国が天野氏の姿勢を評価していたことが民間サイト「ウィキリークス」が公表した米外交公電で分かった。
http://www.asahi.com/international/update/1202/TKY201012020516.html
てバラされっちゃったり、とってもオチャメ☆(ゝω・)vキャピ


こんな感じに、IAEAも結局無意味で、原子力という大きな利権が生まれるものには、必ずそれに寄生するものが生まれ、いずれ蝕まれていくのです。

今の、人間じゃ原子力は使いこなせないのです。


音声だけですが、IAEAがどの様な組織か、すごく解りやすく説明してます。
↓↓↓

【福島原発】6/1/水★IAEA(国際原子力機関)という組織について
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く


【東北地方太平洋沖地震の最新記事】
posted by ポプリン at 04:27 | Comment(0) | 東北地方太平洋沖地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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